FIREとの出会い
数年前から話題になっている「FIRE」。
正式には“Financial Independence, Retire Early”の略で、
経済的自立と早期リタイアを目指す生き方を指します。
例に漏れず、私もこの考え方に強く惹かれ、
いまは“自分なりのFIRE”を目指す一人です。
FIREを初めて知ったのは、中田敦彦さんのYouTubeチャンネル。
そこで紹介されていた一冊の本との出会いがすべての始まりでした。
『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』
(クリスティー・シェン著)
この本を読んだとき、「世の中にはこんな生き方があるのか」と衝撃を受けました。
それまで当たり前だと思っていた“働き方”の常識が揺らぎ、
初めて「お金に縛られずに生きる」という考え方を知りました。
FIREとは、一部の人の夢物語ではなく、
現実的な選択肢のひとつだと気づいた瞬間でした。
そこから私は、お金や働き方を本気で考えるようになりました。
投資より先にやった3つのこと
FIREを知ってまず思ったのは、
「何から始めればいいのか、まったく分からない」ということ。
YouTubeや本を通して学ぶうちに、
投資や副業、節約など、いろいろな選択肢があることを知りました。
ですが、当時の自分には投資を始める勇気も知識もありません。
そこで、まず最初に取り組んだのが家計の見直しでした。
いま思えば、ここがすべての基礎になった気がします。
(1) 固定費を減らす
携帯を大手キャリアから格安SIMに切り替え、月々の通信費を半分に。
保険を整理し、不要な契約を解約。
さらに思い切って妻の実家へ引っ越し、家賃をゼロにしました。
これだけで毎月数万円の固定費が浮き、
“節約=我慢”というよりも、“お金の流れを整える”感覚に変わりました。
(2)支出を見える化する
次に取り組んだのが、家計の透明化です。
「マネーフォワードME」を導入し、
夫婦それぞれの収入と支出を一つのアプリで共有するようにしました。
使っていないサブスクや、なんとなくの買い物が減り、
“お金がどこへ流れているか”が見えるようになりました。
(3)生活防衛資金を貯める
最後に意識したのが、生活防衛資金の確保です。
いざという時に1年は暮らせる金額を目標にしました。
ただ、この部分が思った以上に長期戦でした。
「節約、もう完璧でしょ」と思っていたのに、
気づけば毎月どこかで予算オーバー。
さらに過去のローン(車2台+α)もあって、貯金ペースは牛歩。
結果、生活防衛資金が形になるまでに約3年。
もはや“資産形成”というより“家計リハビリ”の期間でした。
それでも、この3年間で「お金と向き合う習慣」が身についたのは大きな収穫。
焦らず、ゆっくりでも積み上げればちゃんと結果は出る――
そう実感できた時間でした。
※この3年間のリアルな記録は、別記事で詳しく紹介予定です。
→ 【実体験】生活防衛資金はいくら必要?3年かけて整えた私の家計改善記録
整えて気づいた“安心の土台”
こうして家計を整え、生活防衛資金をつくったことで、
ようやく「次は投資をしてみよう」と思える心の余裕が生まれました。
焦ってお金を増やすのではなく、
自分の生活を整えることこそが資産形成の第一歩だと感じています。
このプロセスを経たことで、
私の中で“お金=自由をつくる道具”という意識が芽生えました。
次回予告 〜積立NISA・iDeCo編へ〜
ここまでで、資産形成の準備が整いました。
次回は、いよいよ積立NISAとiDeCoを始めた理由と、その中で感じたことについてお話しします。
焦らず、コツコツと。
“半分無職”という、自分のペースで働く自由に近づくための一歩を、次回で掘り下げます。
※後編も仕上がり次第公開予定です。
→ 後編はこちら:「僕が積立NISAとiDeCoを始めた理由」

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